水引を楽しむこと、学ぶということ。
水引の関連本、
ざっと机に並べてみました。
ここ5~6年前から出版されてるものについては
すべてそろっています。
生徒さんへの参考のため、ということもあります。
ひよりの生徒さんたちはこれをご覧になり
自分も買うかどうか確認されますね。
もちろん、購入に関しての私のアドバイス付きです。
買っていいものか?
本当に参考になるのか?
内容的に大丈夫なのか?
(ようするに法的に問題ないか?とか)
結構チェック細かいです。
私自身が
「これ見ながらやってんでしょ!」って思われるかもしれませんが、
これらは中身の精査のためです。
出版されるとすべて中身をみて、
間違ったこと、いい加減なコト
著者がどのくらいスキル持ってる方なのか、
ただの手芸、アクセサリー作りのhow-to本なのか、
だいたい見ればわかりますからね。
私が水引を始めたときは、
これらの本はひとつもありませんでした。
水引に関する情報はほとんどなく
ネットにもあまり情報がない時代。
当時販売されていた本は数冊のみ。
ということで、
本を見てもわからないし、
結局、金沢の先生のとこへ
数年間、毎月通っておりました。
(今思えば、凄い高速代でした(~_~;))
始めは結ぶことが解らなくて習っていた水引でしたが、
なぜ? どうしてこうなるの?
それは昔から使われていたの? など
いろんなことが更にわからなくなり、
その後、
歴史的、民俗学的なことの基礎を学ぶため
東京のその分野の先生方のところに
せっせと通うこととなりました。
ですので、
ひよりの水引講座はただ作って楽しむというより
歴史や民俗学的な背景
ハレやケなど
文化としての水引を知りつつ
普段使いとして水引をどう楽しむかに主眼を置いています。
もちろん受講される方々は
自分なりにいろんな水引を楽しまれてます。
最近ではネットでも無料情報提供してる方が増えました。
でもそこで語られてる水引に関連する多くのことが
間違っていたり
コピペのコピぺの内容であることにとても憂慮しています。
キチンと学んで
そして水引を楽しむ方が
長続きすると思うんですけどね。
まぁ~、今どきの作家さんたちには
どうでもいいことかもしれませんがね。