平安の雅薫る練香作り。「梅花」編。
昨年秋より開催している、
「和を知る、飛騨を学ぶ ひより和の文化講座」。
そのカリキュラムのひとつだった
練香「黒方」つくり講座が好評で、
お香調合講座は季節の講座として
独立して開講することとなりました。
本日は春の香り「梅花」の練香つくり。
「六種の薫物」のひとつ、春の香りの練香です。
ろくしゅ、じゃないです。
「むくさのたきもの」と読みます。
天然のお香原料から練香を作る工程は
シンプルだけど、とても楽しいもの。
沈香、白檀、丁子など
古典の資料をもとに調合していきます。
今回は閑院左大臣、藤原 冬嗣の調合を参考に調合します。
それとプラスαの文化講座ですからね、
お香の話から渋沢栄一にまで話しが繋がります。
ん???
どういうこと?
そう、すべてはいろいろ繋がっているんです。
終始笑いありの楽しい講座となりました。
次回は「荷葉」
夏の香りの練香つくりを予定しています。