平安の雅薫る練香作り。「梅花」編。

茶香房ひより

2021年03月03日 18:27

昨年秋より開催している、

「和を知る、飛騨を学ぶ ひより和の文化講座」。

そのカリキュラムのひとつだった

練香「黒方」つくり講座が好評で、

お香調合講座は季節の講座として

独立して開講することとなりました。





本日は春の香り「梅花」の練香つくり。

「六種の薫物」のひとつ、春の香りの練香です。

ろくしゅ、じゃないです。

「むくさのたきもの」と読みます。



天然のお香原料から練香を作る工程は

シンプルだけど、とても楽しいもの。




沈香、白檀、丁子など

古典の資料をもとに調合していきます。

今回は閑院左大臣、藤原 冬嗣の調合を参考に調合します。




それとプラスαの文化講座ですからね、

お香の話から渋沢栄一にまで話しが繋がります。

ん???

どういうこと?

そう、すべてはいろいろ繋がっているんです。




終始笑いありの楽しい講座となりました。

次回は「荷葉」

夏の香りの練香つくりを予定しています。







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