着物とかおり。何をお使いですか?
気がつけば9月ってことで…
ぜんぜん更新してませんでした(^-^;
ここ連日暑い日が続きますが、
吹く風は確実に秋の気配。
お香のかおりを愉しむのに
とても良い季節となりました。
ということで、
着物とかおりです。
お着物をお召しになる際、
「かおり」はどうされてます?
普通の香水、オーデコロンですか?
それとも柔軟剤のにおいだったりして。
私にとって「着物に合う香り」といったら、
お香のかおり、一択です。
着物には必須だと思ってる。
もちろん白檀、沈香など、
昔ながらの品のある香のかおり。
防虫香も天然の香原料のものがいいよね。
あっ、匂い袋と防虫香。
似てるようで調合はかなり違うんです。
それにはちゃんと理由があって。
着物や帯の金糸や銀糸、生地そのものに
影響を与えないもの使う必要があるわけで。
そして身に着けてもいい香りであること。
これが天然香原料で作る「防虫香」の調合の基本なわけで。
数年前テレビの番組で
石川さゆりさんが「塗香」を紹介したことで、
お着物の香りとしてお使いの方が増え、
弊店でも塗香を買い求めたり、
塗香調合体験される方も多くなりました。
まぁ~塗香は「魔除け、清めの香り」なので、
舞台に上がられる方がお使いなのも
なんとなく納得ですけどね。
「かおり」って見えないものだから、
どうしても「見えるもの」に目がいきがち。
そうはいってもね…
着物(浴衣)着た人にはからっきし人気のない、
弊店の匂い袋作り体験。
そんなもんよ、和の文化の認識なんてね。
香りって見ることのできない主観的感覚の世界だからこそ、
人となりが見え隠れしちゃうんだけどね。
と、久しぶりの投稿は
少々愚痴っぽくなりました(^-^;