着物とかおり。何をお使いですか?

茶香房ひより

2022年09月05日 15:09

気がつけば9月ってことで…

ぜんぜん更新してませんでした(^-^;


ここ連日暑い日が続きますが、

吹く風は確実に秋の気配。

お香のかおりを愉しむのに

とても良い季節となりました。


ということで、

着物とかおりです。



お着物をお召しになる際、

「かおり」はどうされてます?

普通の香水、オーデコロンですか?

それとも柔軟剤のにおいだったりして。


私にとって「着物に合う香り」といったら、

お香のかおり、一択です。

着物には必須だと思ってる。

もちろん白檀、沈香など、

昔ながらの品のある香のかおり。


防虫香も天然の香原料のものがいいよね。



あっ、匂い袋と防虫香。

似てるようで調合はかなり違うんです。

それにはちゃんと理由があって。

着物や帯の金糸や銀糸、生地そのものに

影響を与えないもの使う必要があるわけで。

そして身に着けてもいい香りであること。

これが天然香原料で作る「防虫香」の調合の基本なわけで。


数年前テレビの番組で

石川さゆりさんが「塗香」を紹介したことで、

お着物の香りとしてお使いの方が増え、

弊店でも塗香を買い求めたり、

塗香調合体験される方も多くなりました。



まぁ~塗香は「魔除け、清めの香り」なので、

舞台に上がられる方がお使いなのも

なんとなく納得ですけどね。


「かおり」って見えないものだから、

どうしても「見えるもの」に目がいきがち。


そうはいってもね…

着物(浴衣)着た人にはからっきし人気のない、

弊店の匂い袋作り体験。

そんなもんよ、和の文化の認識なんてね。

香りって見ることのできない主観的感覚の世界だからこそ、

人となりが見え隠れしちゃうんだけどね。


と、久しぶりの投稿は

少々愚痴っぽくなりました(^-^;



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