徳川家康と香。お香調合を再現する。
2023年のNHKの大河ドラマは
徳川家康です。
徳川家康役は松本潤さんですね。
徳川家康とお香について。
香木の蒐集家としてとても知られてます。
当時の東南アジアの国々の王に親書を送り、
極上の伽羅や沈香の贈与を願ったというのは
この界隈の人ならば知られてる話し。
名古屋の徳川美術館や静岡の久能山東照宮には
香木や香道具など、
お香に関するものがたくさん収蔵されてます。
お香というと「香道」。
聞香というと「沈一種」。
家康も沈香の香りのみ聞いてたと思われがちですが、
香の調合を嗜んでたことでも知られてます。
調合を記した「香之覚」。
墨で書かれた家康さまの文字。
読むのはとても大変ですが、
まぁ~何とかわかるもんです。
なので、そのお香調合を再現することできますが、
なにせ「両」とか「朱」とかの単位の時代。
現代の量に換算しないといけないし、
同じ香原料でも、家康さまが使ってたのと違うからね。
沈香、いいもの使ってただろうし…
だから100%同じもの再現できてるわけじゃない。
でも、こんな感じの香りということで。
来月の10月4日が
旧暦の「重陽の節句」になりますから、
その時まで香りを熟成させておき、
今は3年前に作った練香のかおりを
愉しむこととしましょう。
そうそう、
今夜NHK BSプレミアム・BS4Kで放送される
「どうする松本潤?徳川家康の大冒険2」
そこでもそのお香調合が再現されるようですよ。
こりゃ絶対観ないといけないね(^^♪