ミズメザクラやウィンターグリーンの精油とアロマテラピー
この写真の植物は、
ヒメコウジ(Gaultheria procumbens)
ツツジ科シラタマノキ属です。
チェッカーベリーと呼ばれることが多いかも。
アロマテラピーでは
「ウィンターグリーン」で知られています。
ちなみに、
日本の亜高山帯~高山帯で見られるのは
白い実を付ける「シラタマノキ」です。
サリチル酸メチルを多く含んでいるのが特徴。
和精油で知られてるカバノキ科のミズメも
この成分を多く含んでます。
サリチル酸メチルは
鎮痛用の湿布や塗るタイプのお薬にも
よく使われていますので、
「あ~っ、そうそう湿布のニオイです!}
と誰もが知ってるニオイなわけです。
でもこの芳香成分、ちょっと曲者でして…。
禁忌や注意事項などありますし、
(アロマ学んでる人には当たり前の知識ですね)
お薬との飲み合わせやアレルギーなど
さまざまな注意点ありますから。
よく確認して使わないと
健康被害なんてことも起こりうるわけでして。
アロマテラピーで使用する精油は
魔法の液体ではないし、
植物由来だから「安全」なんてことは
決してないわけです。
アロマテラピーの精油に含まれる
芳香性の有機化合物は
薬の成分として用いられる成分も
たくさんあるわけです。
となると、
身体の中に入ってどのように巡り、
身体の中でどんなことが起こって
そして身体から出ていくのか、
そういうことも
本当はわかってないといけないわけです。
ウィンターグリーンの精油。
たぶんミズメの精油もだけど、
私はあまり使いませんけどね。
でも好きな人は好きなんですよね。
あのス~ッとした香りがね(^-^;