ミズメザクラやウィンターグリーンの精油とアロマテラピー

茶香房ひより

2023年01月31日 16:30



この写真の植物は、

ヒメコウジ(Gaultheria procumbens)

ツツジ科シラタマノキ属です。

チェッカーベリーと呼ばれることが多いかも。

アロマテラピーでは

「ウィンターグリーン」で知られています。

ちなみに、

日本の亜高山帯~高山帯で見られるのは

白い実を付ける「シラタマノキ」です。


サリチル酸メチルを多く含んでいるのが特徴。

和精油で知られてるカバノキ科のミズメも

この成分を多く含んでます。



サリチル酸メチルは

鎮痛用の湿布や塗るタイプのお薬にも

よく使われていますので、

「あ~っ、そうそう湿布のニオイです!}

と誰もが知ってるニオイなわけです。



でもこの芳香成分、ちょっと曲者でして…。

禁忌や注意事項などありますし、
(アロマ学んでる人には当たり前の知識ですね)

お薬との飲み合わせやアレルギーなど

さまざまな注意点ありますから。

よく確認して使わないと

健康被害なんてことも起こりうるわけでして。


アロマテラピーで使用する精油は

魔法の液体ではないし、

植物由来だから「安全」なんてことは

決してないわけです。

アロマテラピーの精油に含まれる

芳香性の有機化合物は

薬の成分として用いられる成分も

たくさんあるわけです。

となると、

身体の中に入ってどのように巡り、

身体の中でどんなことが起こって

そして身体から出ていくのか、

そういうことも

本当はわかってないといけないわけです。



ウィンターグリーンの精油。

たぶんミズメの精油もだけど、

私はあまり使いませんけどね。


でも好きな人は好きなんですよね。

あのス~ッとした香りがね(^-^;

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