夏の空薫、練香の「荷葉」を愉しむ。

茶香房ひより

2023年06月30日 16:20



後小松院御撰『むくさのたね』

「なつのはちすのすずしき香にかよへり」

とは、荷葉のこと。

じめじめしたこんな日は夏の空薫を愉しみます。

蜜も控えめ。

ほろほろ加減で仕上げました。

後小松天皇といえば

一休さんの御父上と伝えられてる方。

今回の練香は

室町時代の香りを再現してみたのでした。

そして、荷葉といえば『源氏物語』。

花散里は六条院の「夏の御方」。

その香りとしても有名なわけです。










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