昨日(10月23日)は旧暦の重陽の節句だったのでした。
昨日10月23日は、旧暦の重陽の節句。
五節句のひとつですが、
桃の節句や端午の節句と比べると
あまり知られていない節句。
重陽とは9月9日のこと。
陽の数が二つ重なるので「重陽」。
不要長寿や子孫繁栄を願った節句。
今の暦だと、9月9日はまだまだ暑い夏の頃。
旧暦のほうが菊の花が咲き誇る頃ですもんね。
水引の菊と茱萸の実(グミ)、
そして呉茱萸をいれた茱萸嚢(茱萸袋)を飾ります。
呉茱萸はミカン科。
独特な芳香を放つ生薬のひとつです。
ちょっと癖がありますが、
なぜがクンクンとしたくなる香り。
ミカン科ゆえかもしれません。
茱萸嚢(茱萸袋)は昔から魔除け、お守りとして
使われてきたもの。
八幡さま境内では「菊花展」も開催中。
まだ蕾の状態のものが多いですが、
今週はお天気もいいみたいですし、
これからもっと咲くことでしょう。
散策を兼ねて菊の花の鑑賞なんて
いかがですか?
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