立ち昇る線香の煙の形に癒される
お香調合するようになり、
香りはもちろんのこと、
灰の色や煙の立ち昇り方、
舞うように立ち消えていく煙を見るのが
ほぼ日課になっています。
お天気の良い日や曇りの日。
とくに雨の日は香りが強く感じられます。
落ちる灰の色。
意外と気になさらないと思いますが、
天然香原料のものと、
合成、ケミカル系のものでは
灰の色、その形状、落ち方も異なります。
何よりも、天然香原料を贅沢に使った線香は
その立ち上がる煙もとても美しい。
繊細なシースルーの布がふわふわと舞っている。
いつまでも見てても飽きない。
同じ形にならないその煙に
香りの効果も相まって心落ち着くのです。
そう思うようになったのは
香のことをきちんと学んだ証なのですがね。
まだまだ修行中の身。
日本人は仏前や趣味として香を使いますから、
お香のことよく知ってそうなんですけど、
じつはあまり知られていないことが多いのです。
源氏物語の香り、何か知ってます?
お線香じゃないですからね。
それからお香は雑貨、法律的に表示義務ないんです。
知ってました?
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