立ち昇る線香の煙の形に癒される

茶香房ひより

2024年05月13日 16:01

お香調合するようになり、

香りはもちろんのこと、

灰の色や煙の立ち昇り方、

舞うように立ち消えていく煙を見るのが

ほぼ日課になっています。



お天気の良い日や曇りの日。

とくに雨の日は香りが強く感じられます。



落ちる灰の色。

意外と気になさらないと思いますが、

天然香原料のものと、

合成、ケミカル系のものでは

灰の色、その形状、落ち方も異なります。



何よりも、天然香原料を贅沢に使った線香は

その立ち上がる煙もとても美しい。

繊細なシースルーの布がふわふわと舞っている。

いつまでも見てても飽きない。

同じ形にならないその煙に

香りの効果も相まって心落ち着くのです。



そう思うようになったのは

香のことをきちんと学んだ証なのですがね。

まだまだ修行中の身。

日本人は仏前や趣味として香を使いますから、

お香のことよく知ってそうなんですけど、

じつはあまり知られていないことが多いのです。

源氏物語の香り、何か知ってます?

お線香じゃないですからね。

それからお香は雑貨、法律的に表示義務ないんです。

知ってました?


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