アロマの虫よけスプレーは便利で実用的なのかって話し。

茶香房ひより

2024年07月22日 17:39

東海地方も梅雨明けし、気温もぐんぐん上昇。

外に出て立ってると、

静かに、知らぬ間にあいつらが近づいてくるのです。

そう、モスキート。やっかいな蚊、蚊、蚊です。

前々回のblogは蚊取り線香のことでしたが、

今回のテーマは虫よけスプレーです。



アロマテラピービギナー向けとして

精油で作る虫よけスプレーの講座とか

よく開催されると思います。

ひと昔前は私もよく講座をやってましたが、

今では開催することほぼありません。

やる意味ないと思ってますので。

「アロマの講師なのに、何言ってんの」と

お叱り受けそうですがね。

そもそも実用性がないと思っています。



精油の芳香成分の中に

昆虫忌避(虫よけ)の作用示すものがあります。

代表的成分はテルペン系アルデヒド類のシトロネラール。

精油でいうと、ユーカリ・レモンとかレモングラス。

その他にも忌避効果を期待して

ペパーミントとかゼラニウム精油なんかも使いますかかねぇ。



アロマテラピーというと、ナチュラル、自然。

安心・安全というイメージでしょうか。

う~ん、確かに植物の芳香成分ですもんね。

自然由来の安全なものって思いますよね。

でも、そもそも実用性あるのかって考えたことあります?

精油で作った虫よけスプレー、

シーズン中ずっと使ったことあります?

途中で使わなくなったりするんじゃないですかね、たぶん。

アロマテラピーで作ったものは、

防除用医薬部外品ではありません。

医薬部外品じゃないから、直接肌にスプレーすることは自己責任。

テルペン系アルデヒド類って、皮膚刺激強いですよ。

それに独特な匂いありますから、

頻回にシュッシュするのって、頭痛くなりません?

私は頭痛くなりますね。


最近では蚊が媒介する感染症が問題になっていますから、
(デング熱やジカ熱)

より効果的な虫よけが必要になってきます。

私は市販の虫よけスプレーの使用をお勧めしますね。



以前は市販の虫よけというと、

ディートという成分のものが主流でした。

使用制限などいろいろ注意事項がありましたから、

お子様の使用はとても大変でした。

でも今は、

使用制限のない、そして小さなお子様にも使える

イカリジン使われている製品も販売されてます。


こちらはフマキラーさんの、『天使のスキンベープミスト』

イカリジンが15%含まれてますから

6~8時間効果期待できるそうです。

私的にはちょっと苦手な製品。

何故かというと、ベビーソープの香り付きなんですよね。

手や顔に近いところに付けると、頭痛くなります。

足元だったらまぁ~許せるかな。


こちはらキンチョーさんの『プレシャワーDFミスト』

こちらはイカリジンの濃度が5%。

なので効果は1~2時間。

イカリジンの濃度が低いので、

フマキラーさんのものよりは肌に優しいかも。

一応無香料ですしね。


ハッカ油配合のものもありますよ。
(ラベンダー油配合もものもありましたね、確か)


どちらの製品もスプレータイプのものなので、

顔の近くでシュッシュすると、ミストが口の中に入ってきて

口の中苦くなります。

なので、私は手のひらにとって塗るようにしています。

市販の虫よけスプレーにはディート製品もありますから

ちゃんと確認してご購入してくださいね。


いずれにしても、ご参考までにという話しです。

シーズン中ずっと使うものですから、費用の問題もありますし。

それにアウトドアでの活動には

蚊に刺されないような衣服の選択も大切。

衣服の色や発汗の状態にも左右されますし。

それから、蚊が繁殖するような環境をつくらないこと。

水たまりを作らないことですよね。

まずはいろんな対策しての、

虫よけスプレーということをお忘れなく。

それでもアロマっていうのなら

それはそれでいいと思いますけど…。


あぁ~、また長い文章になってしまいましたm(__)m









関連記事
地域限定品種茶 近藤早生
2025年産の煎茶シーズンとなりました。
高山は旧暦だから。水引の兜飾り。
明日から3月、水引のおひな様を飾りました。
飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。
もう1月も終わっちゃいますね~。
2024年もあとわずか。ありがとうございました。
Share to Facebook To tweet