和傘の扱い方、ご存知ですか?
岐阜和傘の職人、田中富雄さんと、金沢和傘の職人、山田ひろみさん。
お二人がユニットを組む、工房 明兎(みんと)。
この工房の、本物の和傘を扱っている茶香房ひより。
最近、着物をたしなむ若い方が増えてきてます。
とても良いことだと思うのです。でもね、気になって仕方ないこと、いくつかあって・・・。
そこで気になるのが、和傘の扱い方。
ほぼ皆さん間違っているので、気になって仕方ありません。
和傘のひだは、そもそもどうなっているのでしょう?
洋傘と同じ?
ちなみに、こちらが洋傘
こちらが和傘です。
和傘のひだは、中に畳み込まれているのです。
和傘を洋傘と同じように扱うと、傷めてしまいます。
これは間違った扱い方
こちらが正しい扱い方
和傘の広げ方にも、正しいやり方があるのをご存知ですか?
これについては、またどこかで・・・。
昔は日用品、生活道具だった和傘ですが、
今では、本物の日本産の和傘は高級品。
普段使うことないので、使い方が伝わっていかないのでしょう。
本当に残念です・・・。
気がついたら、日本の文化、伝統が何もかも無くなっていた。
そんなことにならないことを願うばかりです。
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