和傘の扱い方、ご存知ですか?

茶香房ひより

2017年08月10日 14:34

岐阜和傘の職人、田中富雄さんと、金沢和傘の職人、山田ひろみさん。

お二人がユニットを組む、工房 明兎(みんと)。


この工房の、本物の和傘を扱っている茶香房ひより。



最近、着物をたしなむ若い方が増えてきてます。

とても良いことだと思うのです。でもね、気になって仕方ないこと、いくつかあって・・・。

そこで気になるのが、和傘の扱い方。

ほぼ皆さん間違っているので、気になって仕方ありません。




和傘のひだは、そもそもどうなっているのでしょう?

洋傘と同じ?


ちなみに、こちらが洋傘




こちらが和傘です。


和傘のひだは、中に畳み込まれているのです。

和傘を洋傘と同じように扱うと、傷めてしまいます。



 これは間違った扱い方                     
 



   こちらが正しい扱い方
 



和傘の広げ方にも、正しいやり方があるのをご存知ですか?

これについては、またどこかで・・・。



昔は日用品、生活道具だった和傘ですが、

今では、本物の日本産の和傘は高級品。


普段使うことないので、使い方が伝わっていかないのでしょう。

本当に残念です・・・。

気がついたら、日本の文化、伝統が何もかも無くなっていた。

そんなことにならないことを願うばかりです。




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