日本一高価な煎茶、TOP OF THE EAST.

茶香房ひより

2017年09月10日 12:00

日本茶にはさまざまな種類があります。

どのように分類するか?

玉露、煎茶など、製法で分ける方法。

「宇治」「静岡」「八女」など、産地ごとで分ける方法などが一般的でしょうか。

ここ飛騨でよく使われている日本茶は、

水色が緑で濁っている、深蒸し茶が多いと思います。






ひよりで扱っている日本茶は、普通煎茶。

細かいものではなく、形状が細く艶のあるもの。

水色は、金色透明。透き通っています。

合組されている(ブレンドのこと)ものではなく、

単一農園、単一品種の希少なものを扱っています。

最近では、「シングルオリジン」と呼ばれることもあります。



最近TVにもよく登場する、「100グラム1万円の煎茶」をご存知でしょうか。


静岡県の標高800メートルの山の茶園。

東頭とかいて「とうべっとう」と呼びます。

品種は主にやぶきた。

味や香りがお伝えできないのは、とても残念ですが、

日本茶に対する概念が全て覆ってしまう、そんな煎茶です。




TOP OF THE EAST.  「築地東頭」  弊店名:幾夜寝覚

普通の日本茶から考えたら、「100グラム1万円ってどういうこと」

そう思われるかもしれません。

そんな高い日本茶なんか飲めんわ!って言われてます。これ、ホント。

でも、ダージリンの有名茶園の紅茶や、中国茶の凄いもの、

コーヒーでも希少なものやこだわりのものだと、もっと高価なものあるでしょう。



本当に日本茶を嗜み愛する方であれば、この煎茶は一度口にしてみたいもの。

今日も朝から、東頭の水出しで一煎目。

二戦目は、少し温度を上げて淹れてみます。

本当に良い日本茶は、水の温度を選びません。

旨みと甘み、そして爽やかな苦味。

全てにおいてバランスの取れた、この煎茶。

美味しい日本茶、あなたは知っていますか?











関連記事
地域限定品種茶 近藤早生
2025年産の煎茶シーズンとなりました。
高山は旧暦だから。水引の兜飾り。
明日から3月、水引のおひな様を飾りました。
飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。
もう1月も終わっちゃいますね~。
2024年もあとわずか。ありがとうございました。
Share to Facebook To tweet