上質、本物の香り、ニセモノの香り。

茶香房ひより

2017年09月23日 12:56

茶香房ひよりのお香製品は、全て私の手作りです。
市販のお香製品はお取り扱いしておりません。
すべて天然香原料のみで作ります。



また、精油や合成香料は使用しません。
たとえそれが天然のいい精油でも使用しません。
それは、揮発させるのと燃やすことは化学反応として異なることだから。
だから、お線香には絶対使用しません。




匂い袋や練香、
本格的な掛け香なども、すべて私が作ります。



こんなちっちゃな水引香袋も、
水引の結びから、すべて私が作っています。


お香製品は、原材料を表示する義務ありません。
なぜならば、雑貨だからです。
合成香料などいろいろ使っていても、お香はお香。

白檀と書いてあるから、本物の白檀とは限らない。
白檀のイメージとか、合成香料でも「白檀の線香」と書かれています。
意外と知られていない事実です。

本物の香りが分からなければ
それが上質なものなのか、まがい物なのか分からない。

上質なもの、本物に触れるということは
今の世の中、本当に難しくなってきています。

知らなければ、知らないで済むことかもしれない。
香りも味も、主観的な感覚。
客観的に判断すること困難な感覚。

自分の感じているものがどういうものなのか
比較するとき、本物がないとわからない。

一昔前のCMに、「違いの判る男」なんてフレーズありましたがね。

現代では、どうでもいいことなのかもしれませんが…。






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