上質、本物の香り、ニセモノの香り。
茶香房ひよりのお香製品は、全て私の手作りです。
市販のお香製品はお取り扱いしておりません。
すべて天然香原料のみで作ります。
また、精油や合成香料は使用しません。
たとえそれが天然のいい精油でも使用しません。
それは、揮発させるのと燃やすことは化学反応として異なることだから。
だから、お線香には絶対使用しません。
匂い袋や練香、
本格的な掛け香なども、すべて私が作ります。
こんなちっちゃな水引香袋も、
水引の結びから、すべて私が作っています。
お香製品は、原材料を表示する義務ありません。
なぜならば、雑貨だからです。
合成香料などいろいろ使っていても、お香はお香。
白檀と書いてあるから、本物の白檀とは限らない。
白檀のイメージとか、合成香料でも「白檀の線香」と書かれています。
意外と知られていない事実です。
本物の香りが分からなければ
それが上質なものなのか、まがい物なのか分からない。
上質なもの、本物に触れるということは
今の世の中、本当に難しくなってきています。
知らなければ、知らないで済むことかもしれない。
香りも味も、主観的な感覚。
客観的に判断すること困難な感覚。
自分の感じているものがどういうものなのか
比較するとき、本物がないとわからない。
一昔前のCMに、「違いの判る男」なんてフレーズありましたがね。
現代では、どうでもいいことなのかもしれませんが…。