健康とアロマテラピ―

茶香房ひより

2017年10月03日 19:33

NARDアロマアドバイザー講座。
現在、個別指導で行っております。

医療従事者の生徒さんと講座をしていると、必ずあがる話題のひとつに、
「人は自分ではない他人の健康に対し、どれだけ責任を取れるのか?」
という話しをよくします。

さまざまな民間療法や健康管理法などの情報が溢れる、現代。
なんの根拠もなく、非科学的なものもたくさんあります。
それを人に薦めることが、どれだけリスクが伴うか。
標準医療を否定してまで、のめり込む必要性があることなのか?
キチンと理解しないと、
取り返しがつかないことになりかねない。
自分の健康、命だけでない、
第三者の健康に踏み込むことが、どれほど危険なことなのか。
いつもこの話題が必ず出ます。

アロマテラピーも、基本は自分自身の健康のため。
他人のためではありません。
もちろん標準医療にも限界はあります。
人は生まれたら、必ず死ぬ存在。
ず~っと生き続けることの方が恐ろしいこと。
生きている時間、どれだけ健康でいられるか。
人生の質をどのように維持、高めるか。

健康寿命やQuality of lifeについてどう考えて生きるのか。
それらすべては、まずは自分のことなのです。

アロマテラピーなどに関わると、
なぜか陥る
「人の身体を癒したい」「人の健康のためになりたい」という罠。

行なうことは「自己責任」。
何がよくて、何が危険か?
そして、精油や植物油などはどのような特徴を持っているのか?

自分の身体のこと、キチンと知っていますか?
身体の中の臓器がどのように配置されているか、書けますか?

まずはキチンを学びましょ。
身体のこと、健康のこと、そして科学的思考を。

今月から、NHKの最新版「人体」始まりましたね。
とてもわかり易く構成されています。
生徒さんには、観ることお薦めしています。
下手な健康バイブル本より、
自分の健康のためになりますよ。


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