和のコトを知り、丁寧に暮らす。
元旦にいただく、お屠蘇。
多くの日本人は、お酒を振る舞いいただくことだと思っておいでですが…
本日も、お屠蘇散作り講座をおこなっておりました。
お香がご縁のお客さま。
前回は、塗香(ずこう)の調合を学ばれた方。
このブログを見て、「屠蘇散、是非作りたい!」とのことでした。
薬研でゴリゴリ。
店内は、屠蘇散の香りに満ちています。
分包して、たとう紙に包んで干支の和紙をあしらえば
はい完成。
「ここまですると、達成感ありますよね~」と、ニッコリ笑顔。
近ごろは24時間休むことなく、ゆとりが無い日本人の暮らし。
古くより伝わる様々な行事やしきたり、伝統を
ちょっと学んだり、見直すことで
丁寧に暮らすきっかけになるのではと思っています。
そんな考え方古いと言われるのかもしれませんが、
みる人が見たらわかってしまうもの。
「お里が知れる」なんて言葉自体、古いのかもしれませんがね。