日本のしきたり、邪鬼を屠るお屠蘇。

茶香房ひより

2017年12月23日 20:56

本日も午前、午後ともお屠蘇散作り講座を行なっていた、茶香房ひより。

お屠蘇って、
ほとんどの方が日本酒を振る舞いいただくことだと思っている、
または、屠蘇散が不味いと思っている方多いです。


もともとは中国の風習で、日本では平安時代からおこなわれているもの。
宮中行事で、庶民に伝わったのは江戸時代。

身体を温め、気を巡らせたり、風邪の予防になるような生薬が使われています。



講座で調合していただく屠蘇散は、
毎回美味しくて飲みやすいと評価いただいており、
県外からのリピーターの方が参加される、静かな人気の講座です。

昔ながらの薬研を使い、丁寧に挽いていきます。
これを楽しみにしている方もいらっしゃるほど。

分包して、たとう紙に包んで完成です。



日本の年中行事としておこなわれている屠蘇。

なくなりつつある日本の行事、しきたりを
再発見してみるのも、とても楽しいことなのです。

  ※この講座は、
      岐阜薬科大学元学長、水野瑞夫先生の監修、ご指導のもと開催しております。




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