日本のしきたり、邪鬼を屠るお屠蘇。
本日も午前、午後ともお屠蘇散作り講座を行なっていた、茶香房ひより。
お屠蘇って、
ほとんどの方が日本酒を振る舞いいただくことだと思っている、
または、屠蘇散が不味いと思っている方多いです。
もともとは中国の風習で、日本では平安時代からおこなわれているもの。
宮中行事で、庶民に伝わったのは江戸時代。
身体を温め、気を巡らせたり、風邪の予防になるような生薬が使われています。
講座で調合していただく屠蘇散は、
毎回美味しくて飲みやすいと評価いただいており、
県外からのリピーターの方が参加される、静かな人気の講座です。
昔ながらの薬研を使い、丁寧に挽いていきます。
これを楽しみにしている方もいらっしゃるほど。
分包して、たとう紙に包んで完成です。
日本の年中行事としておこなわれている屠蘇。
なくなりつつある日本の行事、しきたりを
再発見してみるのも、とても楽しいことなのです。
※この講座は、
岐阜薬科大学元学長、水野瑞夫先生の監修、ご指導のもと開催しております。