お香原料の甘松。スパイクナードのことですね。

茶香房ひより

2018年03月19日 17:50



本日もせっせ、せっせと防虫香の調合です。

今回はちょっと癖になる、でも優しい香りに仕上がってます。



いずれも数量限定です。ぜひ見つけてくださいね。


さて、

お香の調合でよく使う香原料として、「甘松」があります。

甘い松と書いて「かんしょう」と読みます。

松の字がありますが、松ではありません。

オミナエシ科の植物です。
(APG体系だと、スイカズラ科です)



聖書にも登場する植物で、「ナルドの香油」として知られています。

マグダラのマリアがイエスの足に塗った、あの香油ですね。


アロマテラピーの精油にもなっており、

スパイクナードのことですね。

価格が高いので一般的に使用されることは少ないですが、

少し動物臭を想わせるニオイがあります。



お香調合の原料にも使用されており、

いい香りではありませんが、とても重要な香原料。

慣れてくると・・・

病みつきになる、クセになってしまう香原料なのです。




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