日本茶インストラクターとその専門性
静岡県産の、単一品種、単一農園の
希少な煎茶を取り扱っている、茶香房ひより。
最近「シングルオリジン」と呼ばれる、これらの日本茶。
単に品種のみの産直の日本茶のことではございません。
生産から仕上げに至るまで、丁寧につくられたこれらの日本茶は
品種そのものの味や香りを楽しむため
その時、その季節に応じて、さまざまな淹れ方の提案をすることができます。
100℃から氷水まで、
急須の使い方や、器の選択。
判で押したような、同じ淹れ方ばかりを提案することはありません。
もっとも、基本的な淹れ方を提案することもございます。
それは、あくまで基本。
扱う日本茶を知り尽くし、
どのように淹れるか、
どのようにお客さまに楽しんでいただくか。
時間や空間をも共有する、日本茶の愉しみ方を提案する。
単なる喉を潤すだけでの飲料ではございません。
淹れ手が異なれば、
器に注がれるそのお茶は、自ずと異なるのです。
それが日本茶の醍醐味だと考えます。
※茶香房ひよりでは、
特定の場所での呈茶プロデュースは
現在しておりません。