「急須」もいろいろあるわけで…素材で香味も変わるのです。

茶香房ひより

2019年02月05日 17:07



昨日より始まりました、

スウェーデン出身の日本茶インストラクター

ブレケル・オスカルさんのNHKマル得マガジン

「おいしさ再発見! 魅惑の日本茶」

第一回は「茶葉と急須」

日本茶には栽培方法や製造によって

さまざまな茶種が存在します。

飛騨地方は「深蒸し」と云われる

細かくて、緑色の水色の日本茶が多いですが

じつはこれ、比較的新しい製法の茶種なんです。





ひよりで取り扱っているのは、普通煎茶。



旨味や甘味、渋味、苦味のバランスに優れており

淹れ方のバリエーションも豊富なのが特徴です。


飛騨の方は深蒸しに馴染みがあるため

普通煎茶を淹れることはないと思いますが、

これを機会に普通煎茶も味わってみるもの楽しいもの。



日本茶を愉しむためには、それを淹れる道具が必要になります。

それが、急須。

普段「深蒸し茶」を使う飛騨では、金属網の急須を用いますが…






普通煎茶を愉しむためには

やはり、急須そのものの材質や網の材質も重要になります。


昨日の番組では

炻器の「常滑急須」と、陶器の急須で

味がどのように異なるか比較しておりました。

こちらは、日本茶インストラクターがよく用いる

常滑焼 高資の急須。



そして、こちらは陶器の急須(土瓶タイプ)




実際に淹れてみると、その香味は異なります。

やはり、日本茶を淹れる道具として最適なのは常滑の急須。

といっても、

全ての常滑焼がいいのかというとそうでもないわけです。

初めての方で、どれがいいか分からない時は

やはり専門家にご相談することをお勧めします。



今夜Eテレの9時55分から

マル得マガジン「魅惑の日本茶」

第二回目は「三度楽しめる煎茶」です。

NHKテキストもありますからね。

ぜひテキストも一緒にご覧くださいね。


















関連記事
地域限定品種茶 近藤早生
2025年産の煎茶シーズンとなりました。
高山は旧暦だから。水引の兜飾り。
明日から3月、水引のおひな様を飾りました。
飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。
もう1月も終わっちゃいますね~。
2024年もあとわずか。ありがとうございました。
Share to Facebook To tweet