日本茶の淹れ方。いろんな温度で淹れてみましょ!

茶香房ひより

2019年02月06日 11:00



昨日のNHKマル得マガジン「魅惑の日本茶」、

第二回目は「三度楽しめる煎茶」でした。

日本茶インストラクターのオスカルさんが

茶葉の量や湯の温度、浸出時間など

さまざまな淹れ方をご紹介しておりました。
(テキストに詳しく載っております。ご参照くださいね)



基本の淹れ方は、70~80℃で約1分。

なぜこの温度なのか?

それにはちゃんと理由があります。

それは、この温度を境に

高くなると、渋味や苦味の成分が出てくるから。

質のよい煎茶であれば

旨味、甘み、そして渋味や苦味のバランスが最もとれており

湯の温度と浸出時間で

旨味と甘味重視のこっくりとした味わいとなったり

爽快な香りとさっぱりとした味わいを楽しんだり。

そして極めつけは

氷水でじっくり、ゆっくり浸出させる

ぜいたくうまみ茶まで楽しむことができるんです。




そうはいっても

いいものから、それなりのものまで

いろんなものありますからね。

いい茶葉は、淹れ方のバリエーションがたくさんあるのに対して

それなりのものは

バリエーションの幅が狭い、ということなのです。

本当に美味しい日本茶愉しむなら

茶葉にもこだわったほうがいいのです。



さ~、今夜は第三回

「品種別に楽しむ煎茶」です。

お楽しみにね。










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