化学物資過敏症と予約外来
2007年に化学物資過敏症を発症し、
通院していた北里研究所病院の環境医学外来。
O先生の外来に数年通い、小康状態。
現在通院していません。
基本的に生活そのものが治療であり、
注射、投薬などの有効治療がありません。
2009年にレセプト病名に登録されましたが、
何かと自費の部分も多く、経済的負担も大きいこの疾患。
今回久しぶりに外来受診を予約。
半年待ちの状態です。
でも、なんとか予約取れました。
良かった。
もともと専門外来が少ない、化学物質過敏症。
全国に数か所しかありません。
ところで…
化学物質過敏症って、アレルギー疾患だと勘違いしている人多いですが、
違うんですよ。
シックハウス症候群の時から喘息の症状で苦しんでいますが
なんと喘息の所見はありません。
様々な検査は正常なんです。
だから理解も得られない、この病気。
でも、この病気のこと教えてくれたのは
その時◯赤病院の救急外来にいらした若いドクターたちでした。
「これはアレルギーではないよ。
化学物質過敏症だからちゃんとした専門医に診てもらったほうがいい」 と。
当時臨床看護師だった私は、この病気のこと何も知りませんでした。
あれから10年。
いろんなもの無くし、
人の本性を目の当たりにし、
家族や親族に裏切られながらも
それなりに何とか生きてます。
この病気と折り合いながら。