いつもの水引講座とは趣が異なる「水引を楽しむ会」でした。

2019年06月18日
いつもの水引講座とは趣が異なる「水引を楽しむ会」でした。

手作りの「金封包み」です。

いわゆるご祝儀袋のことですが

本来は「袋」ではありません。

紙を折って、包んで、水引をかけるもの。

袋にはなっていないのです。

いつもの水引講座とは趣が異なる「水引を楽しむ会」でした。


武家の礼法であった折形。

明治から大正時代にかけ

女学校での教科にもなっていた折形と水引。

それは飛騨の女学校でも教えられていました。


今回の「水引を楽しむ会」Part.2チームは趣向をかえて、

折形とその水引に取り組んでいただきました。

   紙の種類や格のこと、熨斗のこと

   色や数のこと

   結び切やもろわな結び、あわび結び、

   その結び方

いつもの水引講座と内容が異なることに

ちょっと神妙な顔つきで

真剣に取り組んでくださいました。

いつもの水引講座とは趣が異なる「水引を楽しむ会」でした。


私自身、全てのこと解ってるわけではありません。

お伝えできることは全体のほんの僅か。

でも基本の「き」くらいは

わかってくださったのではないでしょうか。

あらためて「結ぶ」ことを問われると

手がぎこちなく、思うように動かないもの。

でも「なぜなのか?」「どうしてそうするのか?」が

わかるだけでも形よく結ぶことができるもの。


「折る、包む、結ぶ」という日本独自の文化。

相手を想う気持ちを形にすること。

キャッシュレス時代とともに

捨てれてしまう文化なのかもしれませんね。

とても寂しいことだと思っています。






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