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伝統文化を学ぶ屠蘇延命散作り講座、12月末までです。

2024年12月04日
毎年恒例になりました、

『伝統文化を学ぶ 屠蘇延命散作り講座』

12月末までの開催となっています。



だってお正月の元旦に使うものですから

いつも11月、12月の2か月しか開催しておりません。



いまでは使われることがほとんどない薬研も使います。

生薬など細かくするにはなくてはならない道具、薬研。

これ自体入手するのも難しくなりました。
(持っててよかった~)


よく「ハーブでもできますよね!」

と質問いただきますが、

ぜんぜん違いますね、本物の屠蘇散とは。

なぜそれを伝統的に使ってきたのか?

いつからなのか? など、

歴史もわかると厳かな気持ちにもなるというものです。



おひとり様 10~12包ほど作っていただけます。

講座料は4,200円(税込 材料費込み)。

所要時間は1時間~1時間半ほど。

毎年参加の方々はもう慣れてますのでね、

あっという間に作っちゃいますけどね。

おひとり様から参加いただけます。

予約入ってる日もありますので、

事前に予約いただけるとありがたいです。

小さな店ですので、

定員:1~5名様とさせてください。

よろしくお願いいたします。

ご予約はお電話で。
☎ 0577ー34ー7533  です。


※この講座は岐阜薬科大学名誉教授 
  水野瑞夫先生の監修・ご指導の下に開催している、
  日本の伝統文化を学ぶ講座です。


  

『日本の文化を学ぶ 屠蘇延命散作り講座』始まってるんです。

2024年11月08日
気がつけば、ほぼ1か月更新しておりませんでした。

ということでもう11月。

今年も『日本の文化を学ぶ 屠蘇延命散作り講座』

始まっちゃいました。



毎年恒例になってるのですが、

始まっちゃうとね、なんだかばたばたしてて。

告知することすっかり忘れてました。



生薬の調合の仕方や

生薬の働きを学ぶことが目的ではありません。

あくまでも日本の文化を学ぶ講座。



もちろん薬研(やげん)も登場します。

これでゴリゴリ細かくしていきます。

おひとり様 10~12包ほど作っていただけます。

講座料は4,200円(税込 材料費込み)。

所要時間は1時間~1時間半ほど。

毎年参加の方々はもう慣れてますのでね、

あっという間に作っちゃいますけどね。

おひとり様から参加いただけますが、

もう予約入ってる日もありますので、

事前に予約いただけるとありがたいです。

小さな店ですので、

定員:1~5名様とさせてください。

よろしくお願いいたします。

ご予約はお電話で。
☎ 0577ー34ー7533  です。


※この講座は岐阜薬科大学名誉教授 
  水野瑞夫先生の監修・ご指導の下に開催している、
  日本の伝統文化を学ぶ講座です。





  

メディカルハーブの基本を学ぶということ。

2024年09月26日
『ハーブを学ぶ』 とひと言で云っても

いろんな分野があるわけです。

料理やクラフト、栽培法。

安全性、有用性を学術的に専門に学ぶ分野。

和のハーブに西洋ハーブ。

それぞれの協会、団体が

いろんな講座、認定を作っています。

これらは全て民間資格。

国家資格などの公的なものではありません。

なので、難易度も異なっています。

古い情報を伝言ゲームのように教えてるところもあれば、

理念、理想ばかりに走ってるところもあるしね。




私が所属する日本メディカルハーブ協会は

医療従事者や学識経験者、業界関係者などにより

設立された協会。

ハーブについて学術的に、そして最新の情報を学ぶには

とてもお薦めの協会だと思ってます。

そうはいっても

認定校、認定教室のレベルの差はありますので、

先生を探すための情報ってとても大事になりますが…。


まぁ~認定校や教室に通わなくても

独学でとれる検定というのもありまして、

日本メディカルハーブ協会には2つの検定、

メディカルハーブ検定と

ハーブ&ライフ検定というのがあるわけです。


私自身はメディカルハーブ検定を受験せずに、

その上位資格であるハーバルセラピスト、

その後シニアハーバルセラピスト受験をしたため、

検定がどんな感じなのかわかりませんでした。

なので、

今回ハーブ&ライフ検定を試しに受験してみたわけです。

こちらの検定は、ハーブやスパイスを用いて

ライフスタイルに役立てることを目的としています。

ハーブとスパイス56種、

その基本的知識と役立て方、栽培なども問われます。

実際受験しての感想ですが、

検定といえども結構難易度高かったですねぇ。

まぁ~無事合格しましたけど。


2つの検定は

公式テキスト販売されてるので独学で受験OK。

そしてなんといってもオンライン試験。

ご興味ある方は2つの検定とも計画的に勉強して

受験するのも面白いと思いますよ。

検定は3月と8月の年2回実施なので、

次回は来年3月です。

そうそう、最新の公式テキスト必須です!

最新のテキストのバージョン確認の上、勉強してくださいね。

(検定合格後、それぞれの認定を受けるためには 

 協会に入会することが必須になりますので、ご注意くださいね)


  

化学物質過敏症、市販の線香使えません。

2024年08月11日


100本にも満たないミニ寸の手作り線香、

作るのにとても時間を要します。

手間かかるし、タイパも悪いと思われますが、

化学物質過敏症やアレルギーあるものにとって

市販のお香、線香はほぼすべて命に関わります。



なので、今日もせっせと作ります。


『香害』という言葉が少しずつ知られるようになり、

柔軟剤などの日用品に用いられている

香料やマイクロカプセルのことは

メディアなどが少しづつですが報じるようになりました。

でもなぜかお香、線香について何か言う人はほぼいません。

市販の線香、本当にクサいのです。

火を付けてなくても、製品自体が強烈に臭います。

遠くからでも空気に漂い臭います。

頭痛くなり、口、鼻を抑えても臭いが纏わりつきます。

息吸うこともできないくらいクサいのです。

それがどんな有名どころのものであってもです。

嗅覚は主観的なもの。

「いい香りならばいいじゃない!」そういう人もいます。

でも命に関わるような製品ってどうなんでしょう。

お香、線香は雑貨。

使われてるものの表示義務ありません。

空気を汚染するようなものって、

それ自体どうなんでしょうか?と思うわけです。



天然香原料だけで作るお線香作り体験、

お盆も近いことですしね。

上質な香りのお線香供えてみませんか?

常時開催しています。

 白檀のみのお線香作り体験

 所要時間:約30分ほど

 体験料: 2,750円(税込)



  

白檀の香りで涼を愉しむ、

2024年08月06日
毎日暑い日が続く飛騨高山。

猛暑、酷暑ですかね。

熱中症の危険性がありますから、

ここ飛騨高山でも

エアコンの使用が必要になってきました。
(まぁ~そんなに長い期間じゃないですけどね)

むかし、むかしはエアコンなんてないわけで。

いろんな工夫して涼を感じようとしたわけです。



香りもその一つ。

白檀のかおりは夏の香り。

その代表的なもののひとつが白檀扇子です。



白檀扇子の代表的産地は中国。

昔はお土産としていただくこともあったと思います。

ただ、現在白檀はとても希少性が高いので

本物の白檀扇子の入手は困難な状況です。

偽物も多く出回っていますので、

購入される際は十分にお気をつけくださいね。

写真にあるようなタイプだと30万円以上すると思います。

30万でも安いかも。

今後ますます入手難しくなるはずです。


白檀扇子をお持ちの方、

どうぞ大切になさってください。

「ちょっと壊れちゃって…」

そうであればタンスにいれてお使いください。

中のものにほんのり優しく甘い香りが移ります。

本物の白檀の香りはとても控えめで優しく、

香りがすぐ抜けてしまうことはありません。

まずはお持ちの扇子が本物かどうか

しっかり見極めてくださいね。




これは老山白檀の木、そのものです。

グラムにして200g以上はあると思います。

触るとひんやりしています。

ほんのりと香りますから、

タンスなどにいれておくといいですね。

あっ、でもこのタイプも今は入手困難です。

インド政府が規制かけていますから、

この大きさのものは輸入できません。

これは規制される以前に輸入されたもの。

お香の講座のとても貴重な資料のひとつです。


一番簡単に白檀の香りを楽しめるのは、

やはりお線香ですかね。

本物の白檀用いての

シンプルでとても贅沢な白檀線香作り。

老山か根木をお選びいただき

線香作り体験していただくことできます。

香原料として白檀しか使いませんから

これが本当の『白檀線香』なんですけどね。





  

精油を使って線香・インセンスは作れるのか?

2024年07月28日
「精油を使って線香(インセンス)作ることできますか?」

よく質問されます。

アロマテラピーやハーブに関わる方々だけでなく

お香調合に関わる『香司』を名乗る方でも

精油使って作る人いますし、

ネットにも、そういう情報上がってますしね。

本当のところはどうなのか?

結論からすると、とても難しいですし、

「そもそも精油を使って作る意味があるのか?」

という話しにまでなってしまいます。



精油の香りを構成してる成分は、揮発性の有機化合物。

分子量が小さく、とても揮発しやすい成分。

まぁ中には分子量が大きくて、揮発しにくいものもありますが。
(芳香成分の中での話しだけど)

香り付けのために精油を線香、インセンスに使用しても、

乾燥の途中で香りは揮発してしまいます。

精油の特徴です、揮発性って。

なので線香、インセンス作りのために精油を練り込んで

乾燥させたものを燃焼させても、香りはほぼありません。


乾燥させた物に精油しみ込ませた場合はどうなのか?

上匂いはそりゃしますよ。めっちゃします。

もちろんしみ込ませてしばらくは。

でも、時間とともに揮発しますし、

火を付けるととても煙くさいだけです。
(もちろん香らない)


線香、インセンスとして香りをしっかり立たせたいなら

やはり昔ながらの香原料が理にかなってるということ。

昔ながらの香原料は燃やすと香りが出てきますが、

上匂いはほとんどしません。

市販されてるお線香、インセンスで、

製品そのものの香りがとてもする場合は
(箱からすでに香りがでていたら)

ほぼ合成香料が使用されています。



精油の香りを楽しみたいのなら

アロマポットなど用いて温めたほうが

精油そのものの香りを楽しめますよね。


香りのする材料を使えば、

線香、インセンスできると思わないほうがいい。

昔ながらの香原料も、ただ混ぜてるだけではありません。

燃やした時どうなのか?

煙臭さを抑えるためにどうするのか?

いろいろとちゃんとしたテクニックがあってのこと。



ちゃんと考えればわかることだと思いますが、

一応実験しましたよ。

はっきり言って、化学物質過敏症、悪化しそうです(>_<)

使い方間違えると

健康被害起こることにもなりかねませんよって

話しにまでなっちゃうということです。

  

アロマの虫よけスプレーは便利で実用的なのかって話し。

2024年07月22日
東海地方も梅雨明けし、気温もぐんぐん上昇。

外に出て立ってると、

静かに、知らぬ間にあいつらが近づいてくるのです。

そう、モスキート。やっかいな蚊、蚊、蚊です。

前々回のblogは蚊取り線香のことでしたが、

今回のテーマは虫よけスプレーです。



アロマテラピービギナー向けとして

精油で作る虫よけスプレーの講座とか

よく開催されると思います。

ひと昔前は私もよく講座をやってましたが、

今では開催することほぼありません。

やる意味ないと思ってますので。

「アロマの講師なのに、何言ってんの‼」と

お叱り受けそうですがね。

そもそも実用性がないと思っています。



精油の芳香成分の中に

昆虫忌避(虫よけ)の作用示すものがあります。

代表的成分はテルペン系アルデヒド類のシトロネラール。

精油でいうと、ユーカリ・レモンとかレモングラス。

その他にも忌避効果を期待して

ペパーミントとかゼラニウム精油なんかも使いますかかねぇ。



アロマテラピーというと、ナチュラル、自然。

安心・安全というイメージでしょうか。

う~ん、確かに植物の芳香成分ですもんね。

自然由来の安全なものって思いますよね。

でも、そもそも実用性あるのかって考えたことあります?

精油で作った虫よけスプレー、

シーズン中ずっと使ったことあります?

途中で使わなくなったりするんじゃないですかね、たぶん。

アロマテラピーで作ったものは、

防除用医薬部外品ではありません。

医薬部外品じゃないから、直接肌にスプレーすることは自己責任。

テルペン系アルデヒド類って、皮膚刺激強いですよ。

それに独特な匂いありますから、

頻回にシュッシュするのって、頭痛くなりません?

私は頭痛くなりますね。


最近では蚊が媒介する感染症が問題になっていますから、
(デング熱やジカ熱)

より効果的な虫よけが必要になってきます。

私は市販の虫よけスプレーの使用をお勧めしますね。



以前は市販の虫よけというと、

ディートという成分のものが主流でした。

使用制限などいろいろ注意事項がありましたから、

お子様の使用はとても大変でした。

でも今は、

使用制限のない、そして小さなお子様にも使える

イカリジン使われている製品も販売されてます。


こちらはフマキラーさんの、『天使のスキンベープミスト』

イカリジンが15%含まれてますから

6~8時間効果期待できるそうです。

私的にはちょっと苦手な製品。

何故かというと、ベビーソープの香り付きなんですよね。

手や顔に近いところに付けると、頭痛くなります。

足元だったらまぁ~許せるかな。


こちはらキンチョーさんの『プレシャワーDFミスト』

こちらはイカリジンの濃度が5%。

なので効果は1~2時間。

イカリジンの濃度が低いので、

フマキラーさんのものよりは肌に優しいかも。

一応無香料ですしね。


ハッカ油配合のものもありますよ。
(ラベンダー油配合もものもありましたね、確か)


どちらの製品もスプレータイプのものなので、

顔の近くでシュッシュすると、ミストが口の中に入ってきて

口の中苦くなります。

なので、私は手のひらにとって塗るようにしています。

市販の虫よけスプレーにはディート製品もありますから

ちゃんと確認してご購入してくださいね。


いずれにしても、ご参考までにという話しです。

シーズン中ずっと使うものですから、費用の問題もありますし。

それにアウトドアでの活動には

蚊に刺されないような衣服の選択も大切。

衣服の色や発汗の状態にも左右されますし。

それから、蚊が繁殖するような環境をつくらないこと。

水たまりを作らないことですよね。

まずはいろんな対策しての、

虫よけスプレーということをお忘れなく。

それでもアロマっていうのなら

それはそれでいいと思いますけど…。


あぁ~、また長い文章になってしまいましたm(__)m








  

香害とスメルハラスメントと化学物質過敏症と。

2024年07月20日
2007年に化学物質過敏症発症。

まぁ~いろいろありましたが、

そんな病気抱えながら、

ハーブとアロマテラピーを教えてます。

精油の化学や使い方とかも教えてますが、
(一応NARD認定校です)

もっぱら機能性、安全性を専門にしております。



発症当時は化学物質過敏症に対し確かな情報もなく、
(当時は厚労省も保健所も行政もなんにも知らんかったしね)

何をどうしていいかもわからず、

診断、治療していただける医師を探すことも大変な時代。

情報もほとんどなく、誤解もとても多かったわけです。
(いまでも誤解多いけどね)

私の場合、いいドクターに出会えたため

重症化することなく、今に至ります。

そうはいっても、いろいろ制限ありますが。

そんなことあってか、

弊店には「化学物質過敏症かもしれない」

というお客さまも訪ねてくださいます。

そうかもしれない、と話してた彼女。

昨年、化学物質過敏症と診断されたとのこと。

ここ見てるだろうからね、

「化学物質過敏症の本、また出たよ!」とお知らせです。



『化学物質過敏症とは何か』 渡井健太郎 著

6月に出たばかりの新著です。

当時私の主治医が話してくれたこととほぼ同じ内容で、

「そうそう! そうなのよ!」と 嬉しくなりました。




『香害入門』 深谷桂子 著

こちらは2022年に出た書籍ですが、

専門用語や法律の解説、研究論文など記してあり、

一般向けですが、詳しくわかりやすい内容です。

香りのことだけでなく、

マイクロプラスチックにも触れています。


まだほかにもいろんな本が出版されてますが、

この本もおすすめです。




『空気の授業』 柳沢幸雄 著

著者は東京大学名誉教授で、博士(工学)

開成中学校・高等学校校長だったかたです。

2019年出版の本ですが、

空気を守ることに対し、

わかりやすく、理解しやすい本です。




そういえば、ごぼう茶で知られる南雲先生、

YouTubeで香害のことぶっちゃけてましたねぇ。

https://www.youtube.com/watch?v=eKVSDkttTaw

いゃ、ほんとに

香害って香りのだけじゃないんですよ。

ここまではっきり言っていただけると、

ほんと気持ちいいいです。


最近、暑さと湿気もあって

いろんなニオイが外を拡散中。

息すると口の中苦くなるわけです。

におい成分使ってないのに、

掃除すると手や衣服に

あのなんともいえない不快なニオイが付くわけです。

ふわふわマイクロカプセル、飛んでいる~!

ってなわけです。

そんな経験ありません?


  

蚊取り線香を手作りする季節となりました。

2024年07月07日
梅雨で雨が続き、

その後の中休みで気温が上昇。

するとあいつがやってくるのです。

そう、モスキート。

やっかいな蚊、蚊、蚊です。



ということで、

今年もせっせと手作り蚊遣香作り。

ようするに蚊取り線香のことです。


除虫菊(シロバナムシヨケギク)のパウダーだけでとか、

ハーブの粉末、精油など入れて作る方もありますが、

乾燥時にほぼカビちゃうんですよね、

この飛騨高山でも。(経験済み)

ふわふわ、モコモコのカビがぎっしり生えますから。


(これ、除虫菊のパウダーです)

弊店の場合、除虫菊のパウダーにお香原料を加えて作ります。

お香原料の凄いところは何といってもカビないこと。

白檀、龍脳、丁子など加えて調合します。

除虫菊だけの場合、

線香として使うと煙酷くて臭いですが、
(ほぼ乾燥した草燃やした状態ですもんね)

弊店のものは、

白檀とか入ってるから香りはとてもいいわけです。

コスト考えると贅沢なものになっちゃいます。

でも、化学物質過敏症だと市販のは使えんし、

これが一番合ってるわけです。

まぁ~お香屋ですから。

こういうお香もあり! ということで(*^^)v


  

衣類の防虫剤。「混ぜるな危険!」と化学物質過敏症のこと。

2024年07月02日
もう若くないけどね…。

これでも若い頃から着物大好きな私。
(今はそう見えないけどね…)

着付けも心得もちゃんとございます。
(そう見えんやろけど)

化学物質過敏症になり、

いろんなもの諦めたり、できなくなったり。

着物のこともその一つ。

何故かって?

母が市販の合成成分使用の防虫剤使ってたから。

化学物質過敏症じゃない人からすると

私はとても変わり者。

血のつながった家族、親族であっても

「なんでそんなものがダメなんだ!使えないんだ!」と

理解得られない状況になるわけです。

まぁ~身体もしんどかったからね、

着物着ることは本当になくなりました。

とはいえ、季節の変わり目の虫干しは必須です。

ということで、

自分で調合した天然香原料の防虫香を使います。




そうそう、天然、合成に関係なく、

防虫香を用いるとき気をつけないといけないこと何点かあります。

着物の上に直接置いちゃだめですよ。

金糸や銀糸使ってるものだとくすんじゃいますよ。

それに2種類以上の防虫剤を一緒に使ってはいけません。

特に樟脳と市販の合成防虫剤一緒にしちゃダメです!

『混ぜるな、危険!』ってやつです。

化学反応起こして溶け出し、

大切なお着物にシミや変色を起こします。

それに揮発成分により気分も悪くなるし。

お客様とお話ししてると、

防虫剤のことなんでも「樟脳」とおっしゃる方いますが、

それぞれ成分が異なります。

樟脳は樟脳ですが

市販のものだと、いろんなものが存在します。

樟脳のこと「ナフタリン」っていう人もいたしな。

また防虫剤の「パラジクロロベンゼン」による

頭痛、だるさ、無気力感などの健康被害が

独立行政法人 国民生活センターの相談事例として

取り上げられてます。
(検索してね(^^♪)

衣類の防虫剤がどのようなものなのか?

化学成分や機能性、安全性について、

あまり気にならない人が多いのかな?

アロマテラピーとかやってる人でも

あまり知らんもんね、このこと。

今の時代、なんでも自己責任。

自分の身の回りにあるものや使うものがどういうものなのか?

ちょっとした知識あればわかることなのですが。

身の回りのもので健康を害することが

ありませんように。

化学物質過敏症発症したら

治癒することはないですから。