マスクと熱中症と、ミント精油と薄荷油と。
2020年06月08日
新型コロナウイルスにおける感染対策として
日本人にマスクはすっかり定着し、
マスクして外出するのが普通になってきた、この頃。
そうはいっても
ここ連日の急激な気温の上昇でマスクの中は汗かき状態。
女性だとメイクも落ちちゃうだろうし、
マスクの刺激でシミも作りやすくなっていきますからね。
厚労省と環境省は
屋外で適度の距離(2メートル以上)を確保できるときは
マスクを外すようにと要望しています。
私たちの身体は暑くなると呼吸や発汗することで
体内の温度を一定に保とうとする体温調節機能が働きますが、
マスクすることで常に暖かい空気しか入ってこないと、
身体を冷やすこともできず体温を上げてしまうし、
熱も常にこもってしまいます。
また真夏のマスク使用はのどの渇きも感じにくくなり
熱中症のリスクが更に高くなります。
そんなこともあり、さまざまな夏仕様のマスクが
考えられたりしてるわけなんですけど…。
そのひとつとして、
ペパーミント精油や薄荷油を
マスクにかけて対策する記事が目に付くようになってきました。

結論から先に申しますと、
危険です!
使い方誤るとさらに熱中症リスクを引き上げることになります。
以上です。
それだけかい!って怒られそうなので、
ちょこっと説明いたします。
ペパーミント精油や薄荷油がなぜ用いられるのか?
それはモノテルペンアルコール類の
「メントール」が多くふくまれてるから。
この芳香分子は皮膚の温度感受性TRPチャネルのひとつ
TRPM8を活性化することがわかっています。
この受容体が活性化するとどうなるか?
皮膚温自体は変化ないのに
「冷たく感じる」ということになります。
ということは
実際に体温が下がっている訳でなく
そう感じる、ということなんですね~。
メントールの皮膚塗布の場合
深部体温を上昇させることもわかってますのでね、
結果的に
「熱中症リスクを引き上げてしまう」ということになります。

アロマテラピーやハーブって
趣味の世界、癒しの世界ってな感じで
科学と結び付ける人はほとんどないかもしれませんね。
いっときますが
アロマテラピーもハーブも極めれば
サイエンスです。
ようするに、
ただただ怖がる必要まではありませんが
リスクとベネフィットを充分理解することが大切なわけです。
きちんと知識を身につけ
使うなら安全に使用すること。
まぁペパーミント精油の場合
メントールだけじゃなく
ケトン類の「メントン」も多く含んでますのでね。
妊産婦さんや小さなお子さま
ご高齢の方など
使っちゃいけない人もいますからね。
そんな安全な精油ではございません。
お風呂に入れるのはどうなんだい?
という人のために。
浴槽に「原液ポタポタ」なんてね、
絶対危険ですから~!
大変なことになりますから、
これだけは絶対にしないでください!
水に原液ポタポタ飲むことも
やっちゃダメ~!
です。
これから暑くなると
ペパーミント精油や薄荷油の記事
もっと多くなると思います。
そんなときは
このブログ思い出して下さいませな。

そうはいっても
「どうでもいいじゃん!」
てことかもしれないな。
日本人にマスクはすっかり定着し、
マスクして外出するのが普通になってきた、この頃。
そうはいっても
ここ連日の急激な気温の上昇でマスクの中は汗かき状態。
女性だとメイクも落ちちゃうだろうし、
マスクの刺激でシミも作りやすくなっていきますからね。
厚労省と環境省は
屋外で適度の距離(2メートル以上)を確保できるときは
マスクを外すようにと要望しています。
私たちの身体は暑くなると呼吸や発汗することで
体内の温度を一定に保とうとする体温調節機能が働きますが、
マスクすることで常に暖かい空気しか入ってこないと、
身体を冷やすこともできず体温を上げてしまうし、
熱も常にこもってしまいます。
また真夏のマスク使用はのどの渇きも感じにくくなり
熱中症のリスクが更に高くなります。
そんなこともあり、さまざまな夏仕様のマスクが
考えられたりしてるわけなんですけど…。
そのひとつとして、
ペパーミント精油や薄荷油を
マスクにかけて対策する記事が目に付くようになってきました。
結論から先に申しますと、
危険です!
使い方誤るとさらに熱中症リスクを引き上げることになります。
以上です。
それだけかい!って怒られそうなので、
ちょこっと説明いたします。
ペパーミント精油や薄荷油がなぜ用いられるのか?
それはモノテルペンアルコール類の
「メントール」が多くふくまれてるから。
この芳香分子は皮膚の温度感受性TRPチャネルのひとつ
TRPM8を活性化することがわかっています。
この受容体が活性化するとどうなるか?
皮膚温自体は変化ないのに
「冷たく感じる」ということになります。
ということは
実際に体温が下がっている訳でなく
そう感じる、ということなんですね~。
メントールの皮膚塗布の場合
深部体温を上昇させることもわかってますのでね、
結果的に
「熱中症リスクを引き上げてしまう」ということになります。
アロマテラピーやハーブって
趣味の世界、癒しの世界ってな感じで
科学と結び付ける人はほとんどないかもしれませんね。
いっときますが
アロマテラピーもハーブも極めれば
サイエンスです。
ようするに、
ただただ怖がる必要まではありませんが
リスクとベネフィットを充分理解することが大切なわけです。
きちんと知識を身につけ
使うなら安全に使用すること。
まぁペパーミント精油の場合
メントールだけじゃなく
ケトン類の「メントン」も多く含んでますのでね。
妊産婦さんや小さなお子さま
ご高齢の方など
使っちゃいけない人もいますからね。
そんな安全な精油ではございません。
お風呂に入れるのはどうなんだい?
という人のために。
浴槽に「原液ポタポタ」なんてね、
絶対危険ですから~!
大変なことになりますから、
これだけは絶対にしないでください!
水に原液ポタポタ飲むことも
やっちゃダメ~!
です。
これから暑くなると
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もっと多くなると思います。
そんなときは
このブログ思い出して下さいませな。
そうはいっても
「どうでもいいじゃん!」
てことかもしれないな。
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地域限定品種茶 近藤早生
2025年産の煎茶シーズンとなりました。
高山は旧暦だから。水引の兜飾り。
明日から3月、水引のおひな様を飾りました。
飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。
もう1月も終わっちゃいますね~。
2025年産の煎茶シーズンとなりました。
高山は旧暦だから。水引の兜飾り。
明日から3月、水引のおひな様を飾りました。
飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。
もう1月も終わっちゃいますね~。