たまには「聞香」なんて洒落たこともするわけで。

2020年09月16日
べつに香道に関わってるわけじゃないけれど、

お香の仕事にかかわってますから、

香木(沈香)をたくためには

一般的な灰手前ぐらいは

練習するのは必須なわけで。

たまには「聞香」なんて洒落たこともするわけで。

といっても

練習しないと

うまくいかないわけでして。

たまには「聞香」なんて洒落たこともするわけで。

聞香炉に入った香炉灰を火箸で柔らかくして

空気をちゃんと含ませて…。

火が十分に熾きた香炭団を真ん中にいけて

火箸で灰を書き上げ

山のかたちにしないとね。



たまには「聞香」なんて洒落たこともするわけで。

灰押で形を整えたら

たまには「聞香」なんて洒落たこともするわけで。

聞筋と火窓をつくり

銀葉をのっけて~。

たまには「聞香」なんて洒落たこともするわけで。


沈香を銀葉の上に乗せたら

香り聞くとしましょうか。


(左利きですからね、
   そこは許してくださいね。)



   香道では、

     嗅ぐではなく「聞く」という言葉を使います、


といいますが、

じゃ~嗅ぐは下品な言葉なのかというと

これはれっきとした「大和言葉」なわけでして。

「聞く」というのは

仏教、

とくに禅の精神の影響をうけた言葉なわけで。


まぁ~いろんな歴史的背景がわかんないと

お香のことも理解できないこと多いのですがね。


そうそう、

沈香ってお線香のことじゃないですからね。

本物の沈香の香りといっても

いろんなものがあるわけで。


ちなみに

今回使ったのは

ベトナム沈香(シャム沈香)です。


聞香に用いる場合は

やはりいい沈香じゃないとね。


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