衣類の防虫剤。「混ぜるな危険!」と化学物質過敏症のこと。

2024年07月02日
もう若くないけどね…。

これでも若い頃から着物大好きな私。
(今はそう見えないけどね…)

着付けも心得もちゃんとございます。
(そう見えんやろけど)

化学物質過敏症になり、

いろんなもの諦めたり、できなくなったり。

着物のこともその一つ。

何故かって?

母が市販の合成成分使用の防虫剤使ってたから。

化学物質過敏症じゃない人からすると

私はとても変わり者。

血のつながった家族、親族であっても

「なんでそんなものがダメなんだ!使えないんだ!」と

理解得られない状況になるわけです。

まぁ~身体もしんどかったからね、

着物着ることは本当になくなりました。

とはいえ、季節の変わり目の虫干しは必須です。

ということで、

自分で調合した天然香原料の防虫香を使います。

衣類の防虫剤。「混ぜるな危険!」と化学物質過敏症のこと。


そうそう、天然、合成に関係なく、

防虫香を用いるとき気をつけないといけないこと何点かあります。

着物の上に直接置いちゃだめですよ。

金糸や銀糸使ってるものだとくすんじゃいますよ。

それに2種類以上の防虫剤を一緒に使ってはいけません。

特に樟脳と市販の合成防虫剤一緒にしちゃダメです!

『混ぜるな、危険!』ってやつです。

化学反応起こして溶け出し、

大切なお着物にシミや変色を起こします。

それに揮発成分により気分も悪くなるし。

お客様とお話ししてると、

防虫剤のことなんでも「樟脳」とおっしゃる方いますが、

それぞれ成分が異なります。

樟脳は樟脳ですが

市販のものだと、いろんなものが存在します。

樟脳のこと「ナフタリン」っていう人もいたしな。

また防虫剤の「パラジクロロベンゼン」による

頭痛、だるさ、無気力感などの健康被害が

独立行政法人 国民生活センターの相談事例として

取り上げられてます。
(検索してね(^^♪)

衣類の防虫剤がどのようなものなのか?

化学成分や機能性、安全性について、

あまり気にならない人が多いのかな?

アロマテラピーとかやってる人でも

あまり知らんもんね、このこと。

今の時代、なんでも自己責任。

自分の身の回りにあるものや使うものがどういうものなのか?

ちょっとした知識あればわかることなのですが。

身の回りのもので健康を害することが

ありませんように。

化学物質過敏症発症したら

治癒することはないですから。



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