化学物質過敏症~私たちは逃げるしかないのですか~
2019年02月26日

化学物質過敏症をテーマにした番組が
ここ最近、何度となく放映されています。
いずれにしても、放送される時間帯は夜中。
なぜいろんな人が見られる時間帯に放送されないのか?
いろんな事情が垣間見れる、この病気。
日テレ NNNドキュメント19
「化学物質過敏症
~私たちは逃げるしかないのですか~」
放送されたのは、2月24日(日)の24時55分。
まずは見てから。
そう思い、昨日やっと見ることができました。

このマスク、キーメイトマスクといいます。
活性炭入りのマスクです。
私も発症当時から数年間このマスクを
2~3枚重ね、しっかり顔に密着させて使っていました。
私たちの身のまわりには、さまざまな化学物質が存在しています。
私たちの身体ももちろん化学物質で構成されています。
化学物質過敏症の患者が反応するその多くは、
今どきの柔軟剤や
シャンプー、コンディショナーなどのヘアケア商品、
家の建材や壁紙、添加物や農薬など、
比較的新しい化合物に反応すること。
香りを持つ物質だけでなく、
香りのない有機化合物にも反応します。
反応する物質は患者によって異なり、
症状は自律神経系、内分泌系、免疫系、
それに関連するすべての組織、臓器に及びます。
といっても、その症状も皆同じではありません。
私の場合は、呼吸器系。
番組で紹介されていた方々のような
皮膚に症状が出ることはありません。
見える場所に症状が出るのも苦しいものですが
誰が見ても病気と思えない
症状が見えないというのも苦しいもんです。
また最近では、子供さんの発症が多くなってきています。
その原因の多くは、今どきのニオイのきつい柔軟剤。
洗濯する製品を子どもたちは選ぶことができません。
そして、親御さんが吸う煙草。
柔軟剤などの生活用品や煙草から発する有機化合物は、
ご家庭のいろんなものに吸着しています。
それらが付着した衣類などにより、
いろんな場所へ知らず知らず持ち込んでしまう。
そういった僅かなものにも、
私たち化学物質過敏症の患者は反応します。
その症状は仮病ではなく、
本当に何日も寝たきりになってしまうもの。
単にクサい、だけではないんです。
番組でも言っていましたが
この病気にかかった人ほぼ100%
「死にたい」と自殺願望を抱きます。
それはなぜか?
生きていく場所がないからです。
症状の苦しさだけでなく
人間関係も壊れてしまいます。
家族であっても理解できなければ
その関係は呆気なく壊れます。
思いっきり深呼吸をすることもできないのです。
本放送は終わっていますが
再放送は
3月3日(日)11:00~ BS日テレ
3月3日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
です。
日テレの留守録画してる方ならば
是非番組探してでも見ていただきたいです。
日テレ NNNドキュメント19
「化学物質過敏症
~私たちは逃げるしかないのですか~」
いろんな意味で、現代の私たちの生活へ警鐘を鳴らしています。
他人ごとではありません。
明日は我が身。
いつ、だれが発症するか分からないこの病気。
是非見ていただきたいと思います。
http://www.ntv.co.jp/document/backnumber/archive/post-125.html
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もう1月も終わっちゃいますね~。
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