化学物質過敏症と香り。

2017年08月29日

シックハウス症候群を発症し、その後化学物質過敏症になった私。

小さい頃からアレルギー疾患もありましたので、

典型的な発症例といえるかもしれませんね。



化学物質過敏症発症後は、生活が一変しました。

しばらくは寝たきりで、当然仕事もやめなけばいけませんでした。

幸い、北里研究所病院のO先生の外来受診と指導により、

現在では、一見してそんな病気をもっているように見えないレベルになっています。

でも、それは表向き。

化学物質過敏症になると、いかに折り合うか、

いかに避けて生活するかが重要です。

だって、自分の命に関わることですから。

だから見る人によっては、私かなりの「変人」です。

            突然、その場所からいなくなる。

            突然、人と距離をおく。

            人が集まるところを避けたがる。

            食べるもの、食材が限られる。場所も限定される。

            不特定多数の人と食事会なんて、夢のまた夢。

            着るものは、綿、麻。洗濯は石鹸。

            寒い冬でも、毛糸はNG. 温風ヒーターは苦手です。

衣・食・住すべてにおいて、まだまだいろいろ制限があります。

でも見た目には分からない障害ですから、いろいろ誤解も受けるものです。

おかげで、生活の拠点となる家も失いましたけどね…

どこでもいいわけではありませんので、住めるところを探すのも一苦労。

         (今現在も探しています。情報お持ちの方教えてください。)

まぁ~、いつものことですから慣れましたけど…。





最近では「香害」という言葉が、ニュースやネットでも見かけます。

柔軟剤や芳香剤、フレグランス類の間違った使い方が社会問題になっています。

昨日のニュースでは、

厚生労働省がシックハウスなどの原因となる三物質の追加と

規制強化の方針を固めました。



湿度が高い日本においては、

海外の方々のフレグランスでも、気分悪くなる方もでてきました。
(私自身もそうです)

国によっても異なる気温や湿度、そして香りに対する考え方の違いで、


生活に支障が出てきている人も多く見かけるようになりました。




そんな私が、なぜ和の香りと、アロマテラピー、ハーブに関わっているのか?


自分が使うのに制限があるからこそ、

    アロマテラピーについてどのように考えるか、そしてその使い方。

    健康や医療に関わる法律。

    お香と云われるものが、なんなのか?

    現在、どのようになっているのか?

いろんな方に確かな知識をお伝えする必要性を感じているからです。



また、アロマやお香だけでなく、NR・サプリメントアドバイザーとして、

トクホ、サプリメント、健康食品についての正しい知識の普及などもおこなっています。



          香害、化学物質過敏症などに対して、
          懐疑的な一般の方、医師などいらっしゃると思います。
          この記事に対し、反論を受け付ける元気はありませんので、
          やめてくださいね、よろしくお願いいたしますm(__)m


化学物質過敏症と香り。パリのエルボリストリ(薬草薬局)
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