楊貴妃が好んだ香り、龍脳。
2018年03月14日
お香調合、とくに匂い袋の調合において大切な香原料のひとつが
龍脳です。
ん?
樟脳なら知ってるけど…でしょうか。
もしかしたら、樟脳すら知らない世代も多いかもしれません。
匂い袋作りにおいて欠かせない龍脳。
二環式モノテルペンのd-ボルネオールです。
ボルネオ、スマトラ島などに生育する龍脳樹の結晶成分。
この香原料、玄宗皇帝が楊貴妃に贈ったとされ
そして愛用されたと云われる香りです。
そんな龍脳も今では絶滅寸前。
現在では、
ボルネオールと骨格が似ている樟脳(カンファー)を還元して作られたものを
使用しています。
純天然龍脳と樟脳から作られる龍脳のかおり。
そして、龍脳と樟脳のかおり。
樟脳も、合成と天然のもの。
それぞれ香りが異なります。
お香調合の際は、
何を調合するのか
(匂い袋、線香、練香、塗香など
調合するものによっても異なります)
どんな目的で調合するのか、
価格帯のことも考慮しながら使い分けます。
余談ですが…
龍脳は私たちの身近なものに使われていますね。
医薬品(目薬)や墨の香りつけに使われているんです。
知ってましたか?
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地域限定品種茶 近藤早生
2025年産の煎茶シーズンとなりました。
高山は旧暦だから。水引の兜飾り。
明日から3月、水引のおひな様を飾りました。
飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。
もう1月も終わっちゃいますね~。
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