公家の香、「六種の薫物」

2017年10月22日
「お香に関わる仕事をしています」と話すと、
ほとんどの方が「香道ですね」とおっしゃいます。

「いいえ、お香を調合しています」と説明すると、
皆さま???と云う表情をなさいます。

お香全体の歴史からすると、香道の歴史は浅いもの。
源氏物語の中に出てくるお香は、香道ではありません。

なんてことをお話ししながら、お香の講座をおこなっています。

公家の香「六種の薫物」。
「ろくしゅ」ではありません。「むくさ」と読みます。
源氏物語には、その中の4つが登場します。

そのひとつ、「黒方」。
おめでたい時などに用いる練香です。
練り香水ではありません。お間違いのないように。

その「黒方」のお線香バージョンの調合をしています。
お正月のお部屋香にも最適な香り。
公家の香、「六種の薫物」

もちろん、ひよりの手作り香は
合成香料やフレグランスオイルなどは一切使用しません。
すべて天然香原料のみで調合します。

「黒方」は沈香をふんだんに使うお香。
とても高貴なお香なのです。

スポンサーリンク

同じカテゴリー(日々の出来事)の記事画像
地域限定品種茶 近藤早生
2025年産の煎茶シーズンとなりました。
高山は旧暦だから。水引の兜飾り。
明日から3月、水引のおひな様を飾りました。
飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。
もう1月も終わっちゃいますね~。
同じカテゴリー(日々の出来事)の記事
 地域限定品種茶 近藤早生 (2025-05-13 17:38)
 2025年産の煎茶シーズンとなりました。 (2025-05-11 17:07)
 高山は旧暦だから。水引の兜飾り。 (2025-05-10 18:13)
 明日から3月、水引のおひな様を飾りました。 (2025-02-28 17:09)
 飛騨は旧暦ですが…。水引お雛さまのこと。 (2025-02-07 17:51)
 もう1月も終わっちゃいますね~。 (2025-01-31 17:05)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
公家の香、「六種の薫物」
    コメント(0)