11月の水引講座はお正月の小物です。

2023年11月16日
まだまだコロナの影響続いていて、

参加できない生徒さんへの報告です。

現在は個別講座になっている、

茶香房ひよりの水引講座。


11月のテーマは「お正月の小物作り」です。

今回は松をひたすら練習します。



本やYouTubeなどでも

作り方の紹介がありますが、

これが実際やってみると

なかなかうまくいかないものでして。

コツがつかめるまで

ひたすら練習あるのみです。

なので、長年通ってくださる生徒さんでも

作るの苦手な方が多いのです。


結んで作るものではありませんが、

水引細工の手法として

よく使われるものになります。

まぁ~とにかく手が覚えるまで

ひたすら繰り返し練習です。



とにかく練習。

あら!、ちゃんとできたじゃない(^^♪


ってことで、

次回12月はこれを完成させますよ!



宿題と練習を忘れないでね。



このミニお正月飾り作り、

ご希望の方ありましたら

どうぞお声がけくださいませ。

作れないパーツは(松、梅の枝など)

こちらでご用意することも可能です。

講座料は材料費込みで、

3,850円です。

講座時間は2時間ほどです。









  

「日本文化を学ぶ、屠蘇散作り講座」始まりました。

2023年11月07日
今年もいよいよ始まりました、

この時期恒例の、お屠蘇散作りの講座です。



「これ作んないと年越せないもんね~」と

今年で3回目、

静岡県からの馴染みのお客様からスタートです。

もう慣れたもんですから、

薬研もサクサクに使いこなしてます。





この講座、大きく告知をしないのですが、

毎年この講座を待っててくださる方が増えてます。

ありがたいことだと思ってます。

年末までやってます。

気になる方はご連絡くださいな。
(詳細をお伝えします)




この講座、日本文化を学ぶ講座です。

生薬を何種類も使いますが、

それぞれの生薬の

効果、効能などを学ぶ講座ではありません。

勘違いなさらないようお願いします。

とはいっても、生薬を扱いますので、

岐阜薬科大学第7代学長で、

名誉教授の水野瑞夫先生の監修のものに

開催しております。

お理解いただきますようお願いします。



  

10月の水引講座は「紅葉」でした。

2023年10月19日
まだまだコロナの影響続いてる

参加できない生徒さんへの報告です。

現在は個別講座になっています、


茶香房ひよりの水引講座。

10月のテーマは「紅葉」です。



叶結びを思いっきり結んでいただきました。

叶結びといってもいろんなバリエーションがあり、

それぞれの水引の動かし方を練習し、

もみじやイチョウの葉っぱなど

手が覚えてしまうまで結びます。



その他にあわじ玉のどんぐりや

いろんな色合いの葉っぱの結びなど

吹きよせにしてみました。



最後は叶結びのバリエーションのひとつ

蝶々に結んで、今回は終了。

来月からはお正月の小物作りになります。









  

贅沢な白檀線香作り、常時開催しています。

2023年08月15日


老山白檀のみで作る、贅沢なお線香作り。

大きく告知していませんが、

ひだっちブログを見てくださった、アロマの生徒さん、

観光で訪れたお客様など、

白檀の甘い香りに包まれながら体験を楽しまれてます。

作ってすぐには使えませんが

今の季節なら1,2日で乾燥します。

お盆の季節ももう終わりますが、

お仏壇のお線香として、

もちろん、お部屋香としてもお使いいただけます。

焚き終わったあとの残り香が長く続くのが、

天然香原料のお線香の特徴です。

お香って、よく使うと思いますが、

歴史や意味など、知ってる人は少ないものなんですよね。

そのあたりのこともちょこっとお話ししながら進める、

30分くらいでできる体験講座なのです。


体験料:2,200円(税込)

開催時間:13時30分~17時
  ※上記以外の時間ご希望の場合は
    事前にお問い合わせください。

☎:0577ー34ー7533
      茶香房ひより まで




  

もうすぐお盆。お線香手作りしてみませんか?

2023年08月02日
昨日より8月となりました。

もうすぐお盆です。

先日アップしたお線香作りの記事。

「体験できるんですか?」と問い合わせいただき、

常設の体験講座になりました。

ほぼ毎日、13時半~17時ころまで。

時間は30分くらいで、体験料は2,200円(税込)です。



上質な白檀を使いますので、

置いておくだけでもいい香りが漂います。

もうすぐお盆だしね、

贅沢な手作り白檀線香。手作りしてみませんか?

※基本予約はいりませんが、
 お電話いただけるとスムーズです。

※小さなお子様参加の場合、
  親御様の助けが必要になります。
  ご了承ください。

※体験できる時間ですが、
  相談いただければ上記時間以外でも対応いたします。

  






  

お香製品を手作りする_シンプルで、贅沢な白檀線香編

2023年07月28日
お香製品を手作りする。

今回はお線香編。



もうすぐお盆ですしね、

仏教にとって一番大切なのがお香です。

仏様へのお供え物として、基本となるのが『五供』です。

五供(ごく・ごくう)とは、香、灯、華、閼伽(あか)、飲食(おんじき)のこと。

閼伽(あか)とは仏様にお供えする水。

飲食は「いんしょく」ではなく「おんじき」と読み、

食べ物のことです。

供養にはこの五つが大事なわけで、

香の立ち上がるけむりは「仏様のお食事」といわれるほど

じつはとても大事なもの。

仏教と白檀はとても関りが深いですしね。


今回はシンプルだけど、とても贅沢な白檀線香の作り方です。

このパウダー状のものが白檀です。



匂い袋の時は刻んだ状態の原料を使いましたが、

線香の場合は粉末状の香原料を用います。

白檀とひとことで云っても

品種や産地などにより、香りなど特徴が異なります。

線香は燃やしますから、

燃焼に耐えられるものを用います。

今回使うのは「根木」。

白檀の根っこの部分、香りがとても濃い白檀です。



白檀の粉末だけではお線香を作ることはできなくて

これを固めるもの、糊剤となるものが必要となります。

タブノキの粉末を糊剤として使用します。

古くから線香に使われてきたもの。

今回はこの二つだけで作ります。




これをしっかりまで合わせ、

そして水で練ると、こんな感じです。




その練ったものを、線香の形に成形します。



スティック状にしたり、三角コーンの形にしたり

いろいろ変えることができます。


なんとなく、イメージできました?

白檀オンリーのシンプル線香、いかがです?

またしても、香りが伝わらないのが残念です。


白檀だけでなく、

さまざまな香原料を調合して作ることもできるわけです。

香道で用いる沈香を調合すると

もっと贅沢なお線香になりますね。

自分で作るのって難しそうにみえますけど、

作ってる時間は、香原料の香りに包まれ

心静かに、無心になれるわけです。

調合の時間はとても心地よい時間になります。

白檀の上品な香りをお楽しみください。


※やってみたい!という方ありましたら、

 体験講座ではありませんが、

 電話でお問合せいただければと思います。

 (こちらは当日受付しておりません。
                   ご了承ください)







  

今月の水引講座は、ひまわりでした。

2023年07月26日
現在は個別での対応となっています、水引講座。

今月はひまわりです。



というか、

ひまわりを作るのが目的ではなく、

あくまでも結びを覚えるためのもの。

今回は変わりリーフ編み、とか

ひっかけあわび結びなど、

呼び方はいろいろありますが、

この結びをひたすら、ひたすら結ぶ回だったわけです。



ひまわりの葉っぱも、花びらも、この結びを活用します。

要領さえつかめれば

話しながらでも結べる結び。

まぁ~基本結びのひとつです。

それをまとめれば、可愛らしいひまわりの出来上がり。

花屋さんで売られてる、小さなひまわりサイズです。


さぁ~来月は何を結びましょうか?

考えないとね。





  

お香製品を手作りする_匂い袋編

2023年07月15日
お香を調合する。

ひとことで云ってもイメージは伝わりにくいものでして。

まぁ~ほぼすべての香製品は調合できるわけです。

手作り香水などを作るのとほぼ同じです。



調合の原料となる天然香原料を混ぜ合わせていく。

何を作るかによって、原料の形状は異なります。


今回は、匂い袋。

お土産物屋さんでも買えますけど、

何が使われてるかわかんないんですよね、これが。

合成香料やフレグランスオイルをしみ込ませたものもありますし。

それを「お香」と勘違いしてる人も多いですね。

本物の香りを知る機会があれば、

知っておいたほうがいいと思います。

それを使い続けることは、また別のことです。




白檀や龍脳、丁子など

作りたい香りに合わせて香原料を選び、調合していきます。





その他にも

かっ香、桂皮、大茴香など、

目指す香りに向かって調合します。

因みに、

白檀はサンダルウッド

丁子はクローブ

桂皮はシナモンの仲間

かっ香はパチュリー。

アロマやハーブ好きだったら

必ず聞いたことある植物の名前。

サンダルウッドもクローブもシナモンも

この国ではむか~し、昔から使ってるわけです。

最近日本に入ってきたものではないんですよね、これが。

意外と知られてないことかもしれません。


これらの香原料、

ただ混ぜればいい香りになるわけでなく、

技も必要になってきますけどね。

(体験では香司がアドバイスしながら進めますよ)



目指す香りが出来上がったら

縮緬や金襴などの袋に詰め、形を整え、紐で結びます。

形よく、ふっくらとなるように

結び目も縦結びにならないようにしましょうね。

(体験では香司が結びます)



なんとなく、イメージできました?

香りが伝わらないのが残念です。

本物のお香原料で調合した匂い袋は

ほのかに、そして長く香りが続くものです。

体験される方々から

「市販のものは、買ってすぐは強い香りなんだけど、

 香りが長続きしないんです」 と伺います。

昔ながらの天然香原料だけで作る匂い袋は

香りの持ちが違います。

かばんやバックに入れてとくと、

ハンカチやティッシュ、名刺など、ほんのり香ってきます。

物に香りを移して、そのほのかな香りを楽しむ。

平安時代から伝わる、お香の使い方。

上品な香りをどうぞお楽しみください。


※匂い袋作り体験は常時受け付けております。

  だいたい15分から20分くらい。
 (本格的講座はこれとは異なります)

  電話いただけるとありがたいです。





















  

まだ早いけど…水引講座は「朝顔」でした。

2023年06月16日
現在は個別のフリーレッスン対応となってる水引の講座。

今回のテーマは生徒さんのリクエストにお答えして

朝顔でございます。

まだかなり早いですけど、

いま練習しておくとね、

その季節のしつらえとして飾れますもんね。


今年に入って本格的に始められましたが、

だんだん迷いなく結べるようになってきましたから、

結びの複雑な組み合わせもサクサクできましたもんね。



ざるやミニすだれなど使って

夏らしくディスプレイできると素敵だと思います。


私のサンプルはピンクの朝顔。




いくつか作って纏とめて一輪挿しに。




まぁ~本物の朝顔ではこうはできないですけどね。

まぁ~ご愛嬌ということで。







  

お清め、魔除け、お守りの『塗香』の話し。

2023年04月06日

4月4日、国分寺さんでの人形供養。

祖母や母の手作り人形など、

思い出あるものばかりだけど、今日でお別れ。

塗香で清めてから、係りの方にお預けしました。



結構使うんです、塗香。

お清め、魔除けのお守りとしてよく使います。

ということで、my塗香調合です。



そういえば先日のことですが、

馴染みのお客さまが塗香調合にいらした時の

オーナーとの会話。


  客「だいぶ静かになりましたよ。
    音もしなくなったし。
     これでゆっくり眠れるかな」


  オーナー
    「よかったじゃん!
     やっぱりいいよね、塗香は」


いったいなんの話しなのか…。

内容わかる人、凄いです。

そう、魔除けのお話しです。


仏教とともに日本に伝わった、香。

いまでは趣味のもののように語られますけどね。

とても大切なもの。

もちろん当時から伝わる香原料のみ。

今回調合したものは、

白檀を贅沢に効かせた、

落ち着きある塗香に仕上がりました。